2009年10月06日

家庭用ミシンでニット生地を縫う

ミシンを購入したばかりの頃、色々と作ってみたくてパンドラハウスやしゃりまで布を買い漁ってました。
洋裁の知識なんてほとんどなかったので(今もないですが)、初心者には扱いにくいというニット生地を「肌触りがよさそう!」という理由から購入。
実際に縫い始めてから、ニット地って大変なんだということを知りました。

ニット生地が扱いにくいのは
・縫っているうちに伸びてビロビロになってしまう
・ミシンの針穴に布が落ちてしまう

という点でしょうか。

ニット生地を使ったニットソーイングでは、3本糸以上のロックミシンを使うと差動送りという機能のおかげで生地が伸びきった状態にならないように縫うことができるため、ロックミシンがオススメされているみたいです。

でも、家庭用ミシンでもちょっと工夫すればニット生地を縫うことができるんです。
以下にコツをまとめてみました。

<ニット生地を縫うコツ>
針と糸はニット用のものを使う
 ニット用の針は、編地の糸が切れにくいように針先が少し丸くなっているようです。
 小学生の時、服に名札を安全ピンでつけていたら服に穴があいてしまった!という経験はありませんでしたか?
 先が丸くなった針を使うことで、それを防ぐということみたいです。
 
 ニット用の糸は多少の伸びに対応しているので、生地が伸びたときに糸切れしにくくなるみたいです。

ニット用の縫い目(3点ジグザグなど)を使う
 多少の伸びに対応できるような縫い目になっているみたいです。
 糸切れを防ぐためにも、ニット用の縫い目がある場合はそれを使った方がいいです。

縫い代に伸び止めテープを貼る
 縫ったときに伸びるのを防ぎます。
 細く切った接着芯で代用できるようです。
 伸びが制限されてしまうので、伸びが必要な部分には不向きです。

薄い紙(クッキングシートやトレーシングペーパー)を生地の下に敷いて縫い、縫い終わってからはがす
 針穴に生地が食い込んでしまうことを防ぐことができます。

あればテフロン押さえやローラー押さえ、上送り装置を使う
 すべりやすくすることで、縫っているときに引っ張られて伸びてしまうのを防ぎます。

押さえ圧が変えられる場合は弱くする
 押さえ圧が強いと生地が引っ張られて伸びてしまうので、変えられる場合は弱くするといいです。

厚紙を押さえと生地の間に挟み、ぎりぎり針落ち位置にかからない位置に置いて縫う
 サンドペーパー(320番くらい)を使うこともあるようです。その場合は、ザラザラした面を生地側に向けて置くみたいです。
 ちなみに私は3個セットのヨーグルトについてる厚紙を使ってます。
 紙の厚みで生地にかかる圧力を減らしているのかな?
 理由はよくわかりませんが、生地がビロビロになるのを防げました。

縫い目をスチームアイロンをかけて整える
 ちょっとの伸びなら、この方法で戻すことができるみたいです。

他にもコツを見つけたら追加していきます。

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